今野雅方 論文ゼミGlobe 小論文をひかえた大学受験生、大学生、あるいは再度勉強をしたい社会人のための小論文教室

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論文の書き方 (要約・分析・論述)

2)論述のときの注意点


最後に、論述でどうしても注意しなければならないことを述べます。


  1. 設問の要求に応える
  2. これまでの経験と勉強から確信を持って使える語彙を用いる
  3. 課題文から可能な限り多くの意味と内容を引き出して論述する
  4. 論述の展開は現実の自体として何が問題なのかを中心とする

まず、①はきわめて当然のことですが、以外に守られていません。これは設問を読んでからいきなり書き始めるタイプの人に多く見られます。書き始める前に自分が論述することを整理し、それが設問の要求にきちっと応える形になっているか、確認するクセをつけるようにしてください。②はいたずらに哲学や社会科学上の語彙を用いた論述は必ずといっていいほどに歪みが生じるからです。③④はしっかりとした分析が不可欠です。論述は個人的な意見を書く場ではありません。確かに課題文を読んでその主題について論じているのは間違いなく自分自身であり、展開されるのは自分の考えなのですが、自分の考えは世の中に生きている数多くの人々の現実認識を踏まえて直成り立つものであるということを忘れてはなりません。つまり論述とは、独りよがりな考えを披露するのではなく、自分の考えが可能な限り多数の人にとっても正しくなるように常に妥当性を確保する意識が必要であるということです。


以上、①課題文の要約、②課題文の分析、③論述の3点に絞って、Globeのメソッドをダイジェストでお伝えしてきましたが、紙面の関係から舌足らずなところもあります。これを読んでGlobeのメソッドに興味を持った方、もっと理解を深めたい方は、是非Globeの体験授業にいらして下さい(体験授業のお申し込みはこちら)。


繰り返しになりますが、論述が出来るようになるには何よりも実践が必要です。実際に論述の訓練を始めると、最初は「てにをは」が狂っていたり、主語と述語とが対応していなかったり、分として成り立たない言葉の連鎖を書いたりするなど、赤面することが何度もあります。多くの人がしっかりとした日本語で文章を書けるようになるためには、誰でも自分に固有のプロセスを経る必要があります。論文試験を受験するということは、そのようなプロセスを踏む第一歩でもあるのです。そう心に刻んで、勉強に取り組んでください。Globeはそんな意欲的な方と、これからもずっと勉強を続けていきたいと思います。



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Contents

1.要約


2.課題文の分析


3.論述